中国に出張や旅行で行った時、何を食べたらいいか悩みますよね?そんな皆様に、中国に数えきれないほど往復している私が、是非日本人に食べてほしい中国料理を真面目に5件ご紹介します。
蘭州拉麺
これははずせませんね。数年前に日本にも神田神保町に「馬子禄(マーズルー)」という話題の蘭州拉麺屋さんがオープンしました。その後ある種のブームとなり、至る所に蘭州拉麺の店ができています。まさに今話題の拉麺です。
私が日本の友人や同僚と一緒に中国で歩いていたら、是非!とおすすめします。
元々は中国西北の甘粛省蘭州のソウルフードでしたが、今となっては中国全土に蘭州拉麺を提供するお店があります。
大抵はお店の中で職人さんが麺をその場で伸ばしてくれるでしょう。こんなその場手作りの麺をすぐ食べれるなんて幸せですよね。
肝心なお味は、牛骨ベースにスパイスが効いていて、日本人好みの味です。辛味を加えないでさっぱりも食べれますし、辛くもできます。〆のラーメンにも最高です。
店頭には「蘭州拉麺」もしくは「西北拉麺」と書いてあるのが普通かと思います。
エビ餃子
飲茶のド定番と言えば、このエビ餃子。中国語では通常「蝦餃」といいます。
どうしても地域に偏りがあると思いますが、香港や広東省などに行く方には食べていただきたいですね。他の地域でも、広東料理を提供するお店にはあると思います。
店頭には語尾に「酒家」や「酒楼」と書いてあると、飲茶を提供しているお店が結構あると思うので、是非行ってみてください。
さて、実際に食べてみると、プリップリのエビがゴロッと入っていて旨味が本当に凝縮されています。くれぐれもやけどにはご注意を。
牛バラ面
さくっとでもしっかり中国の味を楽しみたい方にはおすすめです。特に朝御飯におすすめです。中国語では「牛腩面」と言います。これは中国のどの地域の麺屋でもほとんどあるでしょう。
味はというと、お店によって、地域によってかなり差があるので一概には言えませんが、甘めのタレのスープに麺が入り、甘く煮込んだ牛バラが上にゴロッと乗っかってているはずです。
この肉と一緒に食べる麺が美味しいんですよね。是非食べてほしい!
マーラータン
元々は四川料理だと思いますが、今は中国全土にお店があります。中国語では「麻辣烫」。特に若い人たちに人気があるのか、オシャレなマーラータン屋さんなんかも最近はよく見ます。
自分で選んだ肉や野菜などの具材を辛めのスープで煮込んで、春雨等を入れて食べます。辛さはお店によってだいたい調整することができます。
これがまたビールに合うんですよね!夜ビールと共に夕食を食べたいときにオススメ。(写真は食堂でのお昼ご飯)
羊肉串
中国の街中で屋台から漂うスパイシーな美味しそうな香りの正体です。これも元は中国西部の少数民族の地域から来たものですが、中国全土に広がっています。
よく屋台でエスニックな顔つきの人たちが路上で売っています。衛生的に屋台では心配という方も、ハラルレストランに行くとだいたいあると思いますので、そういったところで屋内で楽しむことができます。
やっぱりビールとの相性が最高なんですよねーこれ!初めて羊肉串を食べたときの衝撃は今でも忘れられません。暑い夏に羊肉串とビールを是非皆さんにもやってほしいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?皆さんももし中国に行く機会がありましたら、高級店で贅沢三昧というのもいいと思いますが、こういった本当に中国らしいものを食べてほしいですね。
では、素敵な中国グルメライフを!