みなさん中国というと、何を思い浮かべるでしょうか?恐らく今の日本の世論からするとポジティブなものばかりではないと思います。そこで敢えて私が皆さんに本気で聞いて欲しい中国の良い所をまとめたいと思います。
1.料理が美味しい
これは間違いないですね。もちろん日本人の口に合わないものもたくさんあると思います。ですが何千種類とある中国料理の中から、日本人の口、自分の口に合うものがわかれば、これほど美味しいものが多い国はないと思います。
皆さんがよく知る日本の街の中華屋さんのメニューから、日本人のあまり馴染みのない料理まで本当に旨いものがたくさんあります。
私の個人的な意見(日本人の総意?)ですが、皆が憧れているヨーロッパやアメリカに暮らして、現地の物を食べ続けるとすると、恐らく2週間でギブアップしてしまう自信があります。恐らく直ぐに日本料理や中国料理店に逃げ込むでしょう。
とりあえず、無数の料理の中からとりあえず皆さんに食べてほしいものは
にまとめたので、こちらをご覧ください。
2.観光の見所が多い
日本にもたくさん素晴らしい観光地がありますが、中国にはもっとあります。だって、人口で約10倍。面積で25倍あり、歴史の長さもざっくり2倍はありますから。
世界遺産の数でいうと、中国は52箇所で世界2位、日本は12箇所で世界12位です(2017年時点)
引用元:世界遺産登録数ランキング
皆さんがすぐ思い浮かぶものでも、万里の長城や故宮、上海の夜景や桂林など本当にたくさんあります。名前がすぐに思い浮かばなくても、写真を見たら「これ見たことある!」というところがたくさんあるでしょう。
その世界遺産を全部回るなんてしたら気が遠くなりますが、中国には色んな見所があるので、少し時間があれば足を延ばしてみるのもいいかもしれません。
3.日本から近い
東京~上海まで3時間ちょっと。東京~北京でも4時間程。東京~沖縄でも3時間程ですから、日本国内での移動と同じような時間で到着することができます。大阪や名古屋、九州の方々からしたらもっと近いですね。ヨーロッパやアメリカに行くよりも断然近いです。
なので、気軽に行くことができます。現在国内線フライトだけでなく、高速鉄道網がかなり充実していますから、現地のハブ空港からの国内移動もスムーズにできるという点も日本からの距離感を縮めてくれています。
4.思わず笑えるネタが溢れている
これって意外と重要だと思うんですよね。日本人が中国に行くと、結構現地の人たちの行動や格好、センスなど色んな所にびっくりしちゃうと思うんですよね。でも、それをいちいちツッコみながら見ていくと、これが相当面白いんですよ!
何で今日どんより曇ってるのに、この人たち全員サングラスしてんねん。とか、このクルマの中のシートカバーとかお守りやらセンスどうなってんねん!こんな所でそんな果物かじりつくんかーい!
とやってると、嫌なことがあっても、いちいち笑えて何だか憎めなくなってくるんですよね。マナーが云々とかダサいなとか言う前にまずこうやって面白可笑しく観察してると、中国をもっと楽しめますよ!
5.実はいい人がめっちゃ多い
これですよ。確かにスリやらぼったくりとかする悪い人は日本よりも多い。でもいい人もそれ以上に多いのが中国です。しかも、いい人レベルが異常に高くて本当に恐縮してしまうくらい。
初めて私が中国に行った旅行に行った時、夜行列車の下等車両(硬座)の立ち(無座)だったんですよ。
車両の中にいるスペースもなく、車両の連結部分でリュックに座ってウトウトしてると、出稼ぎ農民の人だと思いますが、「あっちに座って寝れるところがあるぞ」って言うものの、なんか騙されるんじゃないかと恐る恐る付いていったら、そこには食堂車があってそこで座って机に突っ伏して寝ることができたんですよね。
その着いた先でも、泰山というところから、山を下りて次の町に向かおうという時に、山を下るバスで隣の席にいたおじさんたちが、頼んでもないのに「わかった、そこの町に行けるバスターミナルまで連れてってやるよ」って。
おじさんたちの車に乗って、変なところに連れて行かれてしまうんじゃないかと思っていたら、ちゃんとバスターミナルに着いて、しかもバスのチケットまで勝手に買ってくれていました。
またさらに!それで行った先のレストランで仲良くなったおじさんからは「これをつまみ(!?)にビールでも飲みな」ってハンディサイズの大根をもらったり。
それで、中国人ってめっちゃいい人すげえいるじゃん!ってなったんですよね。そこから、中国や中国人にものすごい関心を持つことになりました。
まとめ
色々書きましたが、個人的な考えとしては中国の面白さはやっぱり人だなーと思っています。そのおまけにメシが旨いとか、素晴らしい観光地があるんだと。どうしても日本の世論は政治的な話や中国脅威論などがあると思いますが、中国には本当に興味深い国があり、土地があり、そして人がいると思います。
皆さんにも是非面白い中国を実体験してみてくださいね!